ステップワゴンのAT(本体)交換!
数か月振りにブログを書く田中です。
20数万キロ走行のM様のステップワゴンが
変速不良とチェックランプ点灯で入庫しました。
清川担当でここ数年メンテナンスをさせて頂いて、かなり手を入れてる車両です。
PCで過去の整備履歴を管理しているので、お電話頂いただけでも、おおよその事が推測できます。
足回りの劣化具合や、タイヤの摩耗具合からM様は
長距離運転されるが、車を労わる運転をされていることが良くわかります。
入庫していただき、問診と打ち合わせ。
試運転を行い、診断機でチェック。
試運転時は変速異常は起きず。。。ただエンジンの力がタイヤに伝わり切っていない感じがします。
ATの滑り摩耗が発生しているようです。(20数万キロ走っているので発生してない方がどうかしてますが。。。)
M様と電話で打ち合わせをさせて頂き、リビルト(再生)のAT本体とトルクコンバーターの交換をメインに行いました。
エンジンをエンジンハンガーで吊って、クロスメンバーを下ろして、ATを取り外し、
逆の手順で組付けです!ここまでバラバラにすることはそうそう無いので
この時にしかできない作業も同時に行います。
ここまで気持ち良く部品の交換が出来るのは、スッキリするんです!
思い残すことが無い。あの時にあの部品も一緒に交換していたら。。。
なんて数万キロ後に思うことが無いようぐるっと交換です。
M様このスッテップワゴンで100万キロ!!
目指すと半分本気でおっしゃってましたし。。。
作業完了後試運転しました。
びっくりするぐらい良くなりました!
トルクコンバーターがトルクを伝えてるのが良くわかります。
グイグイ走ります!!!変速もスムーズ!!!
費用は掛かりましたが、その分の効果はしっかりありました。
納車の時にM様、残りはエンジンのオーバーホールだけやね!と。。。
凄いなー。。。。
人生の中でそんなに相性の合う車に出会えるなんで
羨ましい。。。。