アバルト500 ギアオイル類交換
2ペダルマニュアルのアバルト。
トランスミッション本体はMTだけど、クラッチ、シフト操作が油圧で制御されるので、
室内にはクラッチペダルも、シフトレバーもありません。
このシステムはヨーロッパの小型車の主流かな。
AT車だと思って乗ると非常に乗りにくく、MT車だと思って乗らないと難しい。。。
癖があって面白い車です!!!
ただシフトチェンジしても変速のタイミングがイメージしてるより遅れるんです。。。
改善する方法はオイル類を上質な物交換する、
それでも物足りなければ、スロットルコントローラー
を取り付ける。
まずは整備の観点から、デュアロジックフルード(クラッチ系統オイル)と、
ギアオイルの交換です。
デュアロジックオイルは構造上、鉄粉や汚れが出ないものだと思ってましたが、
意外にも、汚れ、鉄粉が出ていました。
診断機を繋いで、ポンプを作動させ、抜いては入れ作動させを繰り返して
綺麗にしていくます。
写真左側が新油の色です。緑で綺麗です。。
オイルは ペントシン
添加剤はSOD-1+
診断機が無いと出来ない作業です。
MT本体のギアオイル交換は普通のMT車と同じ。
ギアオイルは マイスターLS。
交換後はスムーズな変速になりましたが、もう一歩といった感じ。
オーナー様からは、まだ良くしたい!気持ちよく走りたい!との事でしたので、
オルカのスロットルコントローラーを取り付け!
別の車のように変身!!!
なんとか対応出来ました!!!
小さくてキビキビ走る、いい車です!!!
ありがとうございました!!!!!