4トンダンプの修理を行いました。

こんにちは。田中です。

お客さんより『トラックが古くなってボロボロだから綺麗にしてー!』とご依頼をいただきました。

直したいって言うぐらいだからそこまでないだろうと思い、『良いよ~!』って気軽に返事してしまいました。

引き取りに行ったら痛み方が想像以上です。

写真を見ていただければお分かりなるでしょうが、荷台はボコボコ、あちこち破れています。

【どうしよう…】

と正直思いました。

ですが、『受けてしまったものはやり遂げらなければ!』と…

まずは簡単(?)なエアコンの修理から行います。

これは自分たちで作業完了!!

今度はシートのへたり破れの修理です。

これは、内装屋さんに依頼しました。

さすが、プロの仕上がりでサクッと完了!!!

続いてはリヤタイヤの交換に入ります。

リング付き(昔のトラックの主流、チューブ入りタイヤ)だけど、『交換は出来る!』ってことで、タイヤを取り寄せました。

ですが、トラックからホイールを外そうにも『まったく緩まない…』

巨大インパクトでも、ながーいバーを使ってもバーがしなるだけで全く緩まないのです。

これ以上チャレンジしても怪我しそうだったので撤退します。

【どうしよう…】

と考えていたら、近くに大型もやってそうなタイヤ屋さんを思い出しました。

お願いしに行ったら、一つ返事で『良いよ!!!』って言ってもらえました。

いざ、持ち込んで作業を見てたら、もう『参りました』としか言いようがありません。

インパクトのサイズは変わらないけど、エアコンプレッサーも大きく、エア圧がうちの2倍!!!!

簡単に外れました。

そして最大の難関です。ボディーの補修。

自分たちで鉄板当てて、補修しようかとも本気で考えてたけど、とても追いつかない。

困り果てて、悩みを先輩に相談してみました。

『同級生に溶接屋がいるから相談してみたら?』と言われ、電話番号を教えてもらい、恐る恐る電話してみました。

『いいよ~!トラック持ってきてみて!』と快い返事です。

持って行ってみると、すごく驚いて目を丸くされました。

『これを直すのか??』と。

打ち合わせの結果、まずはブラストを当てて錆を全て落としてから、方向性を決めることになりました。

今度はブラスト屋さんへ。

そしたらこんな姿に変身しました。

なんかこれはこれでカッコ良かったです。思ったより鉄が残ってる!!!

再度溶接屋さんに持ち込み打ち合わせをしました。

トラックは会社の顔だから、きれいにしたいとのお客様の要望なので、『積載物がこぼれず、外装もできる限りきれいに整えてください!』とお願いしました。

数日後、『出来たよ~。』って連絡がありました。

【さすが早い!!!】

もうね。ちまちま穴埋めるのが面倒だし、綺麗にできないから、『作り直しちゃった!』ってことなんです。

そんな事ができるとは思いませんでした。

そして最後の難関は、塗装作業です。

提携の板金塗装屋さんに必要な材料は注文してたのだけど、材料を持ってきてもらったら、『いったい何処で塗るつもり?』と聞かれました。

ココで塗りますよ!って言ったら、『絶対無理やめるべきだ!!!』と猛反対されました。

途方に暮れてたら、塗装屋さんの社長が、『見捨てて帰ることができんから、俺たちで塗ろう!!』って
男気を出して頂きました。

どうもしようがないから、その温かい言葉に甘えさせていただきました。

どうしようもなく申し訳ないので、できる限り塗装を剥がして塗装工場に持ち込みをしました。

これが塗装直前の姿です!!!

そして、キャビンまで綺麗に、丸っと全塗装してもらいました。ピカピカ!!!

【やっぱりプロの技術は凄い!!!】

最後にテント屋さんにコボレーンのシートの作成と取り付けしていただき作業はすべて完了です。

見事に蘇りました!!!!

隣のトラックと見比べても見劣りしません!!!!

今回は、色んなプロたちの助けを得て仕事を遂行することが出来ました!!!

色んなプロと繋がれて楽しい仕事となりました。

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